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ヤ行
八重(やえ)
天津の偽装作戦で中山道に派遣された女郎。百琳に胸をもまれる。
八百比丘尼(やおびくに)
卍と閑馬にラマ僧の究極の延命術、血仙蟲をうめ込んだ尼僧。自身も血仙蟲によって八百余年を生きている。
つまり生まれたのは平安時代の西暦980年頃。凜の父が眠る墓地の裏に住み続けている。
伝説に登場する八百比丘尼は15,6歳くらいの美しい姿をしていて、神樹であるツバキを持って全国を旅してまわったという。また、若さを保っているのは人魚の肉を食べたため。
八苑狼 夷作(やそのおおかみ いさく)
逸刀流。本名はフェニーチェ・イサーク・カルワーリョ。碧眼・巨漢のキリシタン。
「フェニーチェ」はイタリア語で「不死鳥」なので、夷作はイタリア語圏の人間の血を引いているのだろうか。
髪は金髪?だが、黒く染めているようだ。
神父の子として蝦夷で生まれ育つ。瞳阿に請われ、共に蝦夷の外へ旅に出る。
武器を持たず、できるだけ相手を傷つけないように戦うのはキリシタンだからだろう。山田 浅右衛門 吉寛(やまだ あさえもん よしひろ)
腕のすげ代え手術をするために呼ばれた首斬り役人。通称「首斬り浅」。
死罪人の斬首、刀の様(ためし)斬り、鑑定、さらには死人の肝から作った薬を売って生業としている。
その稼ぎはちょっとした大名に匹敵するほどで、平河町に大きな屋敷を構えて連日連夜宴を開いている。
実在する人物で、「山田浅右衛門」の名前は世襲された。
初代貞武、二代吉時、三代吉継と続き、吉寛は四代目にあたる。
葉(よう)
卍や葉や八百比丘尼らが集う茶店の店員。
吉乃 瞳阿(よしの どうあ)
左の頬に入れ墨がある逸刀流の女剣士。
アイヌではないが、アイヌの家で育てられた。
夷作の父の推測によると、幼い頃にアイヌの家の前に捨てられたのではないかとのこと。
元の名は「クイチル」だったが、これは子供の名前だったようで、夷作に「トワ(湖畔)」という名前をつけてもらった。
夷作と共に蝦夷を出る旅に出て、小樽で場所請負人5名を一夜のうちに殺害、
その3ヶ月後、天津影久に出会って逸刀流に加わる。
瞳阿の年齢だが、夷作に一緒に旅をしてほしいと頼んだ時は12歳。旅の途中、小樽で場所請負人を殺したのが半年ほど前。
その間の日数は不明だが、そんなに長くはないはず。ということは、瞳阿は現在12歳か13歳だろう。
名前の由来は、作中の説明によると「本朝水滸伝(別名:芳野物語)」とのこと。
「瞳阿」のほうは「トワ」から来ていると思われる。
しかし本当の名前の由来は、顔も名前も似てるナムコのCGキャラクター吉乃ひとみ?
あるいは沙村氏がファンの吉澤ひとみ(モーニング娘。)?
ラ行
羅生門 鼻左衛門(らしょうもん びざえもん)
酒宴に招かれた逸刀流の幹部。顔全体をすっぽりと覆い隠した怪剣士。
謎に包まれたその素顔を見た者は、死ぬと言われている(作者談)。
が、そうなる以前に、あえなく死亡。(全登場人物図鑑「百」より)
李 覺殷(り こういん)
酒宴に招かれた逸刀流幹部。前方に鋭く突き出た鬢(びん)を武器とする(作者談)剣士。
吐の挨拶に拍手を贈ったりしているうち毒に当たり、胴体を上下真ッ二つにされ、あえなく死亡。
(全登場人物図鑑「百」より)
璃比人(りひと)
酒宴に招かれた逸刀流幹部。女と見紛うばかりの美貌を持つ、謎の美剣士。
その憂いをおびた瞳は、女性読者のハートを直撃するに、充分な素質を持っていたが、あえなく死亡。(全登場人物図鑑「百」より)
凛(りん)
→浅野 凛へ
恋(れん)
逸刀流昵懇の郭「雪待」の遊女。母の薬代を稼ぐために働いていた。19歳。
一緒に暮らしている凶のことが好きだったが、凶は妹のようにしか思っていない様子。
凶の居場所を聞きに来た尸良に殺される。
ワ行
把山 繰重(わやん くりしげ)
逸刀流剣士。昔、左目を熊に潰される。
凜を誘拐して卍を誘い出し、戦いを挑んだ。
血仙殺を用いて卍を盲目の状態にさせたが、敗死。
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