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マ行
凶 戴斗(まがつ たいと)
元逸刀流剣士。千束村生まれの農民の息子だったが、妹を武士に殺されてからは武士に恨みを持ち、逸刀流に加わる。
10年間門下として暮らすが、逸刀流が幕府お抱えとなったことで脱退。直後に同居人のお恋を尸良に殺され、仇を討つため甲州道で尸良と戦う。
ツンツンに立たせた髪がトレードマークだが、家の中では後ろで束ねている。
年齢はお恋(19歳)より上、卍より下で、「若い」とのこと。本誌アメゾでの作者のコメントは「心の中では24前後」。
名前の「戴斗」は葛飾北斎の画号から取ったもの。
巻百合(まきゆり)
練造にいちゃもんをつけて斬ろうとした侍。
名前の由来は、作者が一番好きなバンドであるクイーンのヴォーカルのフレディ・マーキュリーだと思われる。
真琴(まこと)
無骸流の一員で、逸刀流の天邦道場に潜り込んでいるスパイ。
普段はお茶くみ、掃き掃除などの雑用をしている。
百姓出身で、その後男娼街の芳町で働いていたところを身受けされた。
見受けされたということは、真琴は死罪人ではないのだろうか?
酒宴の後、逸刀流の前から姿をくらますが、街で阿葉山に見つかり、戦いを挑んで殺される。
町(まち)
卍の妹。目の前で夫を卍に殺されて気がふれる。司戸菱安によって殺される。
享年23歳。卍の最後の肉親で、凛と顔が似ている。
槇絵(まきえ)
→乙橘槇絵へ
卍(まんじ)
本名は万次。姓は不明。
無限の命を持ち、「百人斬り」「十二の刃を持つ男」の異名をもつ剣士。
侍の家に生まれる。山猿のような生活をしていたところを旗本・堀井重信に拾われて腰物同心(幕府の刀剣を取り扱う腰物奉行の最下級の配下)となる。しかし重信の悪行を知り、重信を斬って賞金首に。その後、八百比丘尼に血仙蟲を埋め込まれて不死の体になり、罪を償うため千人の悪党を斬る誓いをたてる。
現在は死んだ妹の面影がある凛の用心棒となり、逸刀流と戦っている。
年齢は凛と10歳以上離れているとのこと。本誌アメゾでの作者のコメントは「心の中ではギリギリ20代」。
いつもアゴひげだけ剃り残っているのは、血仙蟲を埋め込まれたときちょうどヒゲがその長さだったので、剃っても剃っても再生するかららしい。
モデルは丹下左膳と「ベムハンター・ソード」(作:星野之宣)のソード・ラン。
「卍」の名の由来は葛飾北斎の晩年の画号(「画狂老人卍」「齢八十九歳卍老人」など)。
水守(みずもり)
江戸へ帰る天津を襲撃した、黒装束の心形唐流剣士四人のうちの一人。
死んだ後、天津に頭巾をはがされた。
飯盛女(めしもりおんな)
内藤新宿で卍たちが泊まった宿にいた眉毛の太い女性。
のちにお尋ね者になった凛を助け、関所破りの方法を教えた。名前は不明。
飯盛女とは旅籠で客を取る遊女のこと。幕府は吉原以外の遊女はすべて私娼として認めていなかったが、飯盛女は宿場の収益に関わっていたので、給仕女の名目で容認した。
孟膳(もうぜん)
吐が連れてきた御殿医。歩蘭人より年上。
8日以内に卍の不死の秘密を解明し、もう一人不死者を造り出すよう命じられる。
昔、老中の嫡男の瘧(マラリア)を完治させたことがある。
毛利先生(もうりせんせい)
牢に入れられてる歩蘭人を見物しに来た典医。
歩蘭人をさんざんこきおろして去っていった。
八角 蔦五(もろずみ ちょうご)
逸刀流剣士。加賀へ発つ統主の代行役として品川から呼ばれ、途中で偽一に殺される。
背中に「危」と書かれた着物を着た二刀流の剣士。
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