「無限の住人」とは?
作者は沙村広明(さむらひろあき)。講談社・月刊アフタヌーン(毎月25日発売)で連載中の時代劇漫画です。
主人公は、血仙蟲(けっせんちゅう)を体に埋め込まれて不死となった男・卍(まんじ)。
ヒロインは、剣士集団「逸刀流」に父母を殺され、仇討ちの旅に出た少女・凜(りん)。
物語は、凜の用心棒となった卍の前に現れる逸刀流剣士との戦いを中心に展開していきます。
このマンガの魅力は、「ネオ時代劇」という呼び名がピッタリの独特の時代劇観と、
個性的なキャラクターたちが織りなすストーリー、そして「絵師」沙村広明氏が描くカッチョいい絵!でしょう。
また、時おり見られる鉛筆描きのような淡い画風や、クライマックスで使用される錦絵風のコマ、
漢字擬音などの斬新なマンガ表現も、無限の住人を語る上で欠かせません。
ちなみに無限の住人は、第1回文化庁メディア芸術祭賞のマンガ部門優秀賞を受賞しました。
(大賞は「マンガ日本の古典」、優秀賞は他に浦沢直樹「MONSTER」、小山ゆう「あずみ」、岡崎武士「精霊使い−エレメンタラー−」)